SUVテイストをさらに強化した『スズキ・イグニス Fリミテッド』が登場

Aセグメントのハッチバックとして随一の個性を持ち、スズキ自らが「使い勝手の良いスタイリッシュなコンパクトクロスオーバー」と謳う『イグニス』に、さらにSUVテイストを高める数々の装備を奢った特別仕様車『Fリミテッド』が登場。11月16日から発売開始となった。

　よりアクティブなユーザーをターゲットに、今回の『Fリミテッド』ではルーフレールやフェンダーアーチモールなどを装備することで、よりSUVテイストを強めるとともに、インテリアでは汚れを拭き取りやすいレザー調シート表皮や防汚タイプラゲッジフロアを採用。アウトドア・シーンでも道具としてガンガン使い倒せる充実の装備が与えられた。

　そのほかのエクステリアでは、専用色となるガンメタリック塗装が施された16インチアルミホイールや、ブラック塗装のカラード・ドアミラーを採用。特別装備と合わせてさらにSUVテイストを高める演出が施された。



　またインテリアでも、シルバーステッチ入りの専用本革巻きステアリングホイールやシフトブーツ、パーキングブレーキレバーに、こちらも専用色となるカーキをまとったセンターコンソールカバーやインナードアハンドルなどを採用し、アクティブなドライブ空間とした。

　ベースとなった「ハイブリッド MZ」に搭載されるのは、1.2リッター4気筒にスズキ自慢のマイルドハイブリッド・システムである「ISG」を加えたパワートレイン。ブレーキ回生で得たエネルギーをスタート時のアシストに活用することで、JC08モード燃費28.0km／リッター（FF車）の低燃費性能を実現している。

　また、このシステムの特徴としてアイドリングストップからの再始動時でも、モーターがクランキングを手伝うことで望外のスムースさをみせるなど、そのマナーもクラスを超えた質感を達成している。

　ボディカラーは新色の「ミネラルグレーメタリック」を含む全5色が用意され、価格はFFモデルが168万8040円。4WD車が182万1960円となっている。