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スーパーフォーミュラ鈴鹿テスト:塚越広大が午前のベストタイムをマーク

2016年11月24日 12:21  AUTOSPORT web

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塚越広大(REAL RACING)
全日本スーパーフォーミュラ選手権のメーカーテスト/ルーキーテストは11月24日、鈴鹿サーキットで午前8時50分から走行1回目が行われ、終盤コンディションが好転するなか、塚越広大(REAL RACING)が午前のベストタイムをマークした。

 当日朝にエントリーが発表されたとおり、20名のドライバーが記されたスーパーフォーミュラのメーカーテスト/ルーキーテスト。ただ、前夜に降った雨が残っており、この日の鈴鹿はウエットコンディション。午前8時50分からの走行は各車ウエットタイヤを履いてコースインした。

 なお、この日は2台がドライバーふたりがシェアする形での参加となっているが、KCMGの18号車は午前は小林可夢偉がドライブ。中山雄一はピットで待機となった。また、B-MAX Racing Teamは午前は小暮卓史がステアリングを握っている。

 途中、いっとき晴れ間も差したものの、セッションはほぼ曇天の下で行われ、なかなか路面も乾いていかない状態。そのため途中コンディションが乾ききるまで走行を見合わせるチームも多く見られた。なお、セッション途中までアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)も走行していなかった。

 セッション終盤になると、スリックで走行し始めるチームも増え、残り10分を切るとほどんどのチームがピットアウト。続々とタイムが上がり、1分40秒台から39秒台へ突入。残り4分を切ったところでタイムを更新した可夢偉が1分39秒267で最速となった。

 ただ、その後もまるで予選のようにセッション終了間際で続々とタイムが塗り替えられていき、タイムは1分38秒秒台へ。最後は塚越広大(REAL RACING)が1分38秒628で最速。ニック・キャシディ(KONDO RACING)が1分38秒824で2番手につけた。3番手には小暮がつけ、B-MAX Racing Teamとしての最初のセッションを3番手で終えている。

 ルーキー勢では、マカオを終えたばかりの山下健太(KONDO RACING)は36周をこなし、1分40秒033で14番手。牧野任祐(Honda Test Car)は慎重に周回を重ね、1分42秒376で16番手でセッションを終えた。