2017年F1カレンダーに暫定扱いで入れられていたカナダGPだが、開催が正式に決定したことが明らかになった。
9月末、FIAが来季F1のカレンダーを発表、この中にカナダGPは暫定扱いで第7戦として掲載されていた。
サーキットの施設が古いことが問題視されていたが、22日、モントリオールのドニ・コデール市長はツイッターを通して「F1とプロモーターの間で基本的に合意が達成した。2017年にカナダGPは開催される」というコメントを発表。同日、主催者は24日から2017年カナダGPのチケットを発売することを明らかにした。
来年、カナダGPはF1世界選手権としての開催50回目を迎える。カナダ人ドライバー、ランス・ストロールがF1デビューを果たすことも決まっており、主催者は「ランス・ストロールと共にカナダでのF1 50年目を祝う」というタイトルの声明を発表、節目の年に久々のカナダ人F1ドライバーが誕生することは喜ばしいと語っている。
9月に発表されたF1カレンダーで暫定扱いになっていたのは、カナダの他にドイツGP(ホッケンハイム)とブラジルGPだった。FIAは12月に改めて来年のカレンダーを公表する見込みだ。