マカオGPでポールポジションを獲得したジョージ・ラッセルは、2017年はメルセデスF1チームで開発ドライバーの役割を務めつつ、GP3シリーズに転身する予定だ。
関係者によると、2014年のマクラーレン・オートスポーツBRDCアワード受賞者であるラッセルは、すでにメルセデスで開発ドライバーとしてのプログラムを始めているという。
今季のヨーロピアンF3選手権で3位を獲得したラッセルは、GP3のトップチームであるARTグランプリへ加入するといわれている。
「僕は木曜日にGP3がサポートレースとして開催されるアブダビに行くことになる。週末の間にいくつか関係者とミーティングがあるんだ」とラッセルは語った。
「2017年は確実にGP3でレースをすることになると思うよ。僕のキャリアにとってはいい展開だし、まわりの人たちも僕にとってそれがベストだと思っている」
「どこのチームにするかはまだ決めていないが、アブダビの週末にかけてもう少し検討するよ」
ラッセルの同僚でヨーロピアンF3選手権の優勝経験者アンソニー・フバートも2017年シーズンは、GP3で彼のチームメイトとしてARTに加入するものとみられている。
ヨーロピアンF3で自身のルーキーシーズンを8位で終えたフバートは語った。
「今のところ、僕はアブダビでGP3のテストを受け、その後に2017年シーズンについての決断を下すことになるだろう」
「とてもいい状況だ。素晴らしいチャンスがいくつかある。特に昨年の冬と比べたらね。あのときは本当に遅くまで次のシーズンに自分がどうなるのかわからなかったからね」