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アロンソ「2017年に懸念すべきはホンダF1パワーユニットでなくマクラーレンの空力」

2016年11月22日 09:01  AUTOSPORT web

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2016年第20戦ブラジルGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、2017年のF1シーズンを戦うにあたってのチームの心配事はもはやパワーユニットではなく、新しい空力規則をうまく活用できるかどうかであると語った。

 ホンダは2015年にF1に復帰、初年度は多数の問題を抱え、深刻な状況だったが、今年はパワーと信頼性の両面で確実な進化を遂げてきた。

 パワーの向上により、アロンソとジェンソン・バトンは他車に対して防御する一方だった状態から、バトルをすることが可能になった。チームは昨年と比べると定期的にポイントを獲得できるようになり、残り1戦の時点でコンストラクターズランキング6位につけている。

「エンジンに関して、今年は多くのことを学んだ。学習できたことは去年よりずっと多い。去年はこのパワーユニットで何とかやっていくので精いっぱいだった」とアロンソ。

「チェッカーフラッグまで持ちこたえさせなければならなかった」
「パワーもバッテリーも信頼性も何もかもがよくなくて、走らせるのが精いっぱいだったから、学ぶのは難しかった」

「今年、僕らは進歩し、エンジンを微調整している。今年得た知識は来年さらに効果をもたらすだろう。それについてはかなり自信を持っている」

「一番大きな疑問符がつくのは、新しい空力規則に関してだ」

 F1は来年、幅広いマシンとタイヤを用いた、より速いマシンを走らせるべく、新たなテクニカルレギュレーションを導入する。

 アロンソは、マクラーレンのような規模と能力を持つチームならこの挑戦にうまく対応できると期待している。

「去年は相当苦戦したが、今年は楽しめる状況になった。中団のマシンと戦い、競えるようになったんだ」とアロンソ。

「来年は最終段階に入り、今よりもっと戦えるようになりたい」

「新しい規則によってすべての状況が変わるから、大きな好機が訪れる。開幕戦に向けて速いマシンを作ることができたら、うまくやるチャンスはある」

「マクラーレンは豊富なリソースと可能性のある、大きなチームだ。だからこそ僕は自信を持っている」

「来年はうまくいきそうだから楽しみだよ」