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「WJKW」が復活、デザイナーに中島篤と白木大地が就任

2016年11月21日 15:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「ダブルジェイケイダブル」プレデビューコレクション Image by: WJKW
2014年にブランドを休止していた「ダブルジェイケイダブル(WJKW)」が復活する。デザイナーは、「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」を手掛ける中島篤と、メンズブランド「ボイスノンヴァーニ(BOISNONVERNI)」やウィメンズブランド「アヌーン(anuuné)」を手掛ける白木大地の2人が担当。2017年春夏シーズンにプレデビューコレクションを発表し、2017年秋冬コレクションから本格展開を予定している。

デザイナー中島篤と白木大地により「WJKW」復活の画像を拡大

 「ダブルジェイケイダブル」は、デザイナーの橋本淳が2004年にスタートしたメンズブランド「ダブルジェイケイ(wjk)」のウィメンズラインとして2007年春夏シーズンに誕生。市川麻衣子が率いる同ブランドは翌年「ダブルジェイケイ」から独立し、単独のブランドとして展開してきたが、2014年から活動を休止していた。
 白木と中島は新会社ハッシュを設立し、「ダブルジェイケイダブル」の商標権を取得。同ブランドがテーマに掲げていた「不変」を、時代に合わせて変化しながらも本物の価値を継承するという意味での「普遍」に進化させ、「普遍的で洗練された機能美」をコンセプトにオーセンティックでクラシックなメンズとウィメンズのコレクションを展開する。海外のビッグメゾンを顧客に持つ大手毛織物染色整理メーカーのソトーと共同開発したオリジナルの最先端ジャージー素材を用いるなど、ミリタリーのテイストを加えたミニマムな機能美を追求していくという。
 白木は、中島とのタッグについて「お互いファッションデザイナーでありながら、縫製工場というもの作りの現場で働いた経験を持つという共通項があって、すぐに意気投合した」と背景を説明。いつか全てをジャージー素材で作るブランドができたら面白いと構想し、「もの作りをよく分かっている2人で一緒にやりたいと思った」(白木)という。これに対し中島は「僕たちはどちらかと言うと正反対のタイプだが、先に見ているものが同じだから、一緒に面白いことができるはずと直感した」とコメントしている。