昨年、小林可夢偉がSF14で大幅なコースレコード短縮を実現したイベント、『スピード×サウンド トロフィー』が、今年も12月4日に筑波サーキットで開催される。
スピード×サウンド トロフィーは、autosportやRacing On、Option、Hyper REVといった10誌以上のモータースポーツ・クルマ関連雑誌が合同で開催するイベントで、2015年に初開催された。東京モーターショーなどの展示型イベントとは異なり、クルマの迫力あるスピードやサウンドを体感できる。
開催2回目となる今年も、D1マシンによるレース『D1X』やチューナーが自ら製作したデモカーによるバトル『チューナーズバトル』、営業バン最速を決める『JPSC』など、ここでしか見ることのできないプログラムが多数用意されている。
そして、昨年モータースポーツファンに衝撃を与えた可夢偉とSF14によるタイムアタック企画『元祖筑波SUPER LAP』が今年も開催されることとなった。この企画は、“F1よりコーナリングスピードが速い”SF14と可夢偉のコンビで、当時のコースレコードだった46秒935を破ろうというもの。
昨年の同プログラムで、可夢偉は朝の慣熟走行2周目であっさりとコースレコードをブレイク。最終的に43秒台目前の44秒008という驚異的タイムを記録してみせた。しかし、可夢偉は走行後、「ニュータイヤがあともう1セットあったら43秒台にいけた」とコメントしており、今年、そのリベンジに挑むこととなる。昨年の経験を踏まえて臨む可夢偉は、どこまでタイムを伸ばすか。ぜひ、その目で“伝説”誕生の瞬間を見届けて欲しい。
現在、チケットはローソンチケット、チケットぴあで発売中。チケットの価格やイベントのタイムスケジュールなど、詳しくはスピード×サウンド トロフィーの公式サイト(http://speedsound-trophy.jp/)まで。
■2015年に行われた小林可夢偉タイムアタックのオンボード映像