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関口雄飛、アジアン・ル・マン第2戦富士にランボルギーニでスポット参戦へ

2016年11月19日 22:31  AUTOSPORT web

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アジアン・ル・マンに参戦することになった関口雄飛
スーパーGT500クラス、全日本スーパーフォーミュラ選手権で活躍する関口雄飛が、12月1~4日に富士スピードウェイで開催されるアジアン・ル・マン・シリーズ第2戦でSOFT-EX Racing with VSRのランボルギーニ・ウラカンGT3をドライブすることになった。

 今季スーパーフォーミュラでは2勝、スーパーGTでも第7戦タイで勝利を飾り、乗りに乗っている関口が、両シリーズを終え“助っ人”として富士でレースを戦うことになった。12月1~4日に富士スピードウェイで開催されるアジアン・ル・マンにスポット参戦することになったのだ。

 関口が乗り込むのは、ビンツェンツォ・ソスピリ率いるSOFT-EX Racing with VSRのウラカンGT3。ランボルギーニとのコラボチームだが、このマシンにケイ・コッツォリーノ、コレイ・ルイスとともに乗り込む。

「こうして海外のチームからお話が頂けたことを嬉しく思っています。僕は16歳の頃から富士スピードウェイでレースを戦ってきたし、GT300時代にはランボルギーニのマシンを駆っていた経験もあります。そしてヨーロッパで武者修行をしていた時代には、VSRのソスピリさんのチームでお世話になっていただけに、こうしてふたたびタッグが組めることを光栄に思います」と関口。

「昨年、FIA-F4のドライビングコーチとして来日されていたソスピリさんとお話したのがきっかけで、今回のレース参戦のお話を頂くことになりました。ランボルギーニ・ウラカンGT3は一度、イタリアでテストをした経験がありますが、ストレートも速く、コントロール性が高いハイレベルなマシンだという印象でした」

 また、関口を起用するソスピリは「エキサイティングな気持ちを抑えきれない。雄飛の素晴らしい才能は、彼がヨーロッパで私のチームで走っていた頃から分かっていた。彼はF1ドライバーになってもおかしくない速さと才能の持ち主なので、必ずや彼のホームグラウンドの富士で、我々とともに素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれると期待している」とコメントしている。

 関口は11月17~21日に開催されているマカオグランプリにもB-MAX Racing Teamに帯同しており、今後のシーズンオフも忙しい日々を送ることになりそうだ。