第63回マカオグランプリは11月19日、10周の予選レースが行われたが、スタート直後に佐々木大樹(B-MAX Racing Team)にイェ・ホンリー(B-MAX Racing Team)が追突してしまい、ホンリーのマシンが佐々木車に乗り上げるクラッシュが起きてしまった。
全日本F3ではトップチームのひとつとして君臨するB-MAX Racing Teamだが、今回のマカオGPでは佐々木、ホンリー、そしてヤン・マーデンボローの3台はいずれも走り出しから苦戦。「マシンの跳ねがなかなか収まらないです。タイヤがピレリになったことも要因かもしれませんが、セットアップをどちらに振っても改善しない」とチームの宮田雅史エンジニアが語るとおり、なかなか上位浮上のきっかけがつかめずにいた。