MotoGPクラスのバレンシアオフィシャルテスト2日目に転倒したアレックス・リンス(スズキ)だが、バレンシア市内の病院で精密検査を受けた結果、胸椎の第8と第12に損傷があることが判明。MotoGPのメディカルチームが所属するバルセロナ市内の大学病院でさらに精密検査を受けることになった。
リンスはテスト2日目のセッション序盤に12コーナーで転倒。すぐにサーキット内のメディカルセンターに運ばれた。意識ははっきりしていたものの、背中の痛みを訴えたことからバレンシア市内の病院に搬送された。
「セッションの開始早々に転倒してしまって残念。バイクの最初の印象を掴み、信頼感を得る重要なテストだから、こうなってしまった。がっかりだけど、起きてしまったことは変えられない。今は少し休息するだけ。その後にプレシーズンのことを考えよう。MotoGPクラスでのキックオフに最善の形で準備を進めてくれたチームのみんなに感謝したい」とリンスは語っている。