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【動画】プラダがデヴィッド・O・ラッセル監督を起用した短編フィルムを一般公開

2016年11月18日 15:52  Fashionsnap.com

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「プラダ(PRADA)」がイタリア時間11月17日、アメリカ人監督デヴィッド・O・ラッセルによるフィルムプロジェクト「PAST FORWARD」を公式サイトで一般公開した。キャストにはアリソン・ウィリアムズ(Allison Williams)やフリーダ・ピントー(Freida Pinto)らを起用し、出演俳優の組み合わせを変化させてシーンの交錯を繰り返すことで、シュールな無声の世界を描いたという。

プラダがフィルムプロジェクト「PAST FORWARD」を公開の画像を拡大

 「PAST FORWARD」は、9月に行われた2017年春夏ウィメンズコレクションのショーのバックスクリーンで作品の一部を初公開。シーンからキャラクター、衣装、ジャンル、エンディングを替えながら複数のストーリーが進行し、従来の物語のロジックに反した予測できない内容になっている。また、登場人物を複雑なコラージュの要素として表現し、視聴者に経験や記憶、夢とは何かを解読させ、それらの共通点や相違点を識別させる余地を残す作品に仕上げたという。キャストにはアリソン・ウィリアムズやフリーダ・ピントーのほか、クース・ウィール(Kuoth Wiel)、ジョン・クラシンスキー(John Krasinski)、ジャック・ヒューストン(Jack Huston)、シンクア・ウォルス (Sinqua Walls)、ポーラ・パットン(Paula Patton)、コニー・ブリットン(Connie Britton)、サシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)らを起用。デヴィッド・O・ラッセルは「今回、通常の物語や観客の期待から解放され、まるで絵画や彫刻のようにアートをつくり出すという以外の目的を持たず、映像による記憶や人生のイメージ、感情のかさなりによって導かれる旅を描き出す機会を与えられました。重なり合う映画の記憶、人生のイメージ、感情の道しるべとして、ただアートをつくる喜びのために取り組みました」と語っている。同フィルムはロサンゼルスを皮切りに、全世界11都市で上映会が順次開催されている。
■公式サイト