安藤政信が写真家デビュー、レスリー・キーがプロデュース
2016年11月18日 14:02 Fashionsnap.com
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安藤政信とレスリー・キーは仕事を通じて知り合ってから17年来の友人関係。安藤は映画や映像、レスリーは写真を専門とし、互いに異なるジャンルで活躍する者同士で良い刺激を与え合う仲だという。
安藤は俳優活動の傍らで10年前から写真作品を制作していたが、レスリーのように写真を生業とする人との繋がりが多いことから作品を発表することに躊躇し、公開されることはほとんどなかった。しかし約3年前、安藤は写真を深く知るためにレスリーに撮影現場の見学を相談。かねてより安藤を「特別な感性を持っている」と評価していたレスリーが快諾したことが、写真家の道に踏み出すきっかけになった。場数を踏むごとに写真について深く学び、写真家として成長していく安藤を見て、レスリーは「（安藤が）写真を深く愛していると感じた」という。一方、レスリーは今年映像監督に初挑戦。デビュー作となった「THE INDEPENDENTS」では安藤をキャストに起用するなど、作品づくりを通じて関係を深めていった。
「ART PHOTO TOKYO -edition zero-」で大きなブースで展示することが決まったレスリーはサプライズとなる企画を考え、安藤を写真家としてプロデュースすることを計画。古いホテルを舞台に共同で撮影を敢行し、映画のようなシーンに仕上げたという。レスリーは安藤政信をモデルにした新作を発表。"サプライズ"という狙いからヌードのカットも披露している。安藤政信は「憂鬱な楽園」と題し、光と影のほか、水や血、花などが印象的な作品群を公開。若手女優やモデルなど友人だけではなく、安藤自身やレスリーも被写体として登場している。俳優を写真家としてプロデュースしたのは今回が初めてだというレスリーは「俳優で本格的に写真作品を発表する人は多くないが、安藤はこれに該当する数少ない1人。アートをちゃんと理解している。無口でシャイな人間だが、作品から彼が持ち合わせる魅力や根性が伝わってくる。大きなブースで展示しているからこそ、皆さんにゆっくり見てもらい、彼の新しい一面を知ってもらいたい」とコメントしている。アートフェア2日目の11月19日には、レスリーと安藤によるトークショーを開催する。
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■「ART PHOTO TOKYO －edition zero－」会期：2016年11月18日（金）～11月20日（日） 12:00～17:00時期：11月18日（金）・19日（土）12:00～20:00 11月20日（日）12:00～17:00 ※最終入場は閉場の30分前会場：茅場町共同ビルディング（中央区日本橋茅場町1-6-12） 東京メトロ茅場町駅（日比谷線・東西線）9番出口チケット料金：前売・当日とも 大人 1,500円 / 学生 500円 小学生以下（無料）
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