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寝具ブランドの「コキク」がアパレル本格参入

2016年11月18日 09:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2017AWコレクション Image by: FASHIONSNAP
羽毛布団・ベッドリネンなどの企画・製造・販売を行う虎鬼狗の寝具ブランド「コキク(kokiku)」が、アパレルに本格参入する。2017-18年秋冬コレクションとして、寝具製造で培ってきた同社の強みであるテキスタイルを用いたダウンやリラクシングウエアを発表。自社ECや百貨店などでの販売を予定している。

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 「コキク」はこれまでもダウンジャケットなどを製造してきたが、今回初めて日本で展示会を行い、本格的にアパレルの展開をスタート。2017-18年秋冬コレクションでは、織物の自社工場を持つ同社の生産背景を活用し、リネンやシルクなどを用いたテキスタイルをアイテムに採用した。最上位の羽毛と位置づけられる「マザーホワイトグースダウン」を用いたダウンジャケットや製品染めしたリネンワンピースなどに加え、ミラノ国立ブレラ美術学院出身のYumiko Uchishibaがデザインしたウエアも発表。再生羽毛「アップサイクルダウン」を使用したダウンコートなどが披露された。虎鬼狗の関連会社、富士新幸の代表取締役社長の白須資望は「アパレルを通して"ウインターリネン"を提案していきたい」と語っており、夏のイメージが強いリネンの用途拡大を訴求していきたい考えだ。
kokiku オフィシャルサイト