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生まれた日だけで恋もセックスもわかる! 脇田尚揮が語る誕生日と占いの魅力

2016年11月17日 21:01  占いTVニュース

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 新著『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社刊)が話題の脇田尚揮さん。イケメン実力派占い師として人気だが、本来の性格は「超根暗」とのこと。彼のバックボーンとは?


――ネットを中心に活躍する最近の若い占い師の場合、実力はあっても文章が残念な人が多いなか、脇田さんの文章はすごくわかりやすいし、おもしろい! 占いは言葉ですから、文章がダメだと台無しです。


脇田尚揮さん(以下、脇田) ありがとうございます。ぼく、もともと書くのが好きなほうで、ネットにしろ、本にしろ、全部自分で書いています。だから、占い師ではあるんですが、占いサイトなどに執筆するときは、あえて「占いライター」という肩書にしています。ただ、今回は急きょ決まった企画で、しかも締切まで約1カ月しかなかった。毎日、大好きなお酒を飲みながら、勢いで一気に書き上げた感じですよ。


――さすが薩摩隼人。ナイーブそうな見た目とは裏腹に豪快ですね!


脇田 お酒飲んじゃうと、ぼく、相当ヤバいらしいです(笑)。テキーラとか強めのお酒が好きなので。でも、シラフのときのぼくって、ただの情けない奴なんですよ。めちゃ根暗だし。


――そんなにイケメンなのに? 


脇田 いやいや、イケメン風に写真撮ってるだけですよ。もう三十路ですし。中高生時代なんて全然モテなくて、気になるコを勝手に占って、「相性いいじゃん」とか、1人ニヤついているようなアブナイ奴でした。


――なるほど、そのへんから占いに興味を持ちはじめんですかね。


脇田 まさにそうですね。当時の愛読書は「an・an」(マガジンハウス)の占い特集ですから。で、大学2年生のとき、文化祭で占いイベントをやることになって、「お前、やってみなよ」という話になり、はじめてお金をもらって人を占うという体験をしました。百円でしたけど。


――そこからはもう占い一直線ですか。


脇田 そこがぼくの情けないところなんですが、占い師として生きていこうとはなかなか決心ができなくて、とりあえず地元の大学に進んで心理学を学びました。卒業後もブレブレで、法曹界の道に進もうと数年間勉強したのですが、結局挫折しました。


――それで占いの道へ?


脇田 いや、ほんとに情けない限りですが、そこに至っても、親や世間の目を気にする自分がいて、公務員試験を受けたんですよ。運よく合格しちゃいまして、親は喜びましたね。


――夢をあきらめ、安定を選ぶ。それが分別のある大人の選択ですよね。


脇田 でも、そこで、ようやく「こんなんでいいのか」と悩みまして、いい年して自分探しですよ。それでようやく心が決まり、翌日には天文館の路上でワンコイン占いをはじめてました。


――いざ、心が決まると、その後の行動は速い。


脇田 そうかもしれません。約1ヶ月間、おまわりさんにも負けず、地回りの怖い人にも負けず路上占いをして、ついには自分のサロンを構えて占い続けたんですが、あるとき「20代のうちに東京で一旗揚げなきゃ」と思い立ち、数日後には上京していました。


――その後はとんとん拍子ですね。東京で占いサロンを立ち上げ、現在は人気占い師の地位を確立しています。そして、今回、名門出版社である河出書房新社から著書の出版。なかなかできることではありません。最後に新著のウリを一言。


脇田 欧米では非常にメジャーな占いの一つ、カバラ数秘術がベースになっています。でも、本格的なカバラはけっこう複雑で、素人には難しい部分もある。だから、ぼくはそれをよりシンプルに凝縮できないかと考え、たどり着いた答えが「生まれた日だけでわかる」というキーワードでした。占いサイトでも連載していますが、とても好評を得ております。それともう1つのウリがセックスですね。対面鑑定をしていても、恋愛の次に多い相談が実はセックスなんです。ですから、セックス面の記載にも力を入れました。


 かのスティーブ・ジョブスも言っている、「シンプルこそ素晴らしい。だが、シンプルほど難しいものはない」と。 占い界の新星・脇田尚揮の目指す世界もそこにある。


★脇田尚揮(わきた・なおき)
占い館セレーネ・プロデューサー。認定心理カウンセラー。上京1年でAmeba公式占い師となり、業界トップクラスに。2年目の現在では、セレーネの代表として占い館を運営。国内外にて占い業を行い、Ameba公式占い半年間連続1位、殿堂入りの実績。イケメン占い師として雑誌・テレビなどメディアに取り上げられ、TBS「王様のブランチ」、日テレ「Pon!」、テレビ朝日「ストライクTV」にて紹介される。


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