マツダは2017年シーズンのIMSAスポーツカー・チャンピオンシップに投入する新型デイトナプロトタイプを公開した。
木曜日に開幕したロサンゼルスオートショーで公開された新型デイトナプロトは、ライリー/マルチマチックのMkXXX LMP2のデザインをベースに、マツダ市販車のスタイリングを組み合わせたものである。
『RT24-P』と名付けられた新型デイトナプロトは、マツダの北米法人によって運営されているドライバー育成プログラムである“マツダ・ロード・トゥ・24”に敬意を評してネーミングされた。
搭載されるエンジンは、AERと共同開発された2リッター・ターボエンジンで、16年のIMSAシリーズで使用されたものが引き継がれた。マシンを走らせるのは、引き続きスピードソースで、マツダの北米スポーツカープログラムの一環として、2台のRT24-Pを投入する。
ドライバーには引き続き、ジョナサン・ボマリート、トリスタン・ヌネス、ジョエル・ミラー、そしてトム・ロングが起用された。
北米マツダのモータースポーツ部門代表であるジョン・ドゥーナンは「マツダのデザイン哲学の象徴的マシンを、我々のモータースポーツプログラム最高峰に投入できるのは、ブランドとして意義深いことだ」と語る。
「適切なチーム、適切なドライバー、そしてレースやチャンピオンシップを勝つのに相応しいシャシーを持っていると確信している」
RT24-Pの走行テストは、今月後半にも行われる予定だ。