パルコがプリペイドカードサービス始動 若年層取り込みへ

パルコが、12月1日から全国のパルコで利用できるプリペイドカード「PARCO プリカ」サービスを始動する。同日、調布PARCOと福岡PARCOでカードを先行で発行し、順次全国の店舗で展開していく。チャージ式で申し込み時の審査がいらないため、若年層の顧客化に繋げたい考えだ。

パルコがプリペイドカードサービス始動の画像を拡大

　パルコは、これまでハウスカード（クレジットカード）のPARCOカードを軸としたCRM（顧客管理）を実施してきたが、クレジットカード以外の決済手段を志向する客に対するサービスの拡充を目的に「PARCO プリカ」を導入。「PARCO プリカ」は審査や入会手続きなしでカードを発行でき、店頭に設置されるチャージ機で現金をチャージ後すぐに利用可能なほか、利用額の0.5%分がキャッシュバックされるのが特徴。スマートフォンアプリ「POCKET PARCO」と連携させるとパルコでの買物で1円につき1コインのPOCKET PARCOコインが付与され、コインを貯めると年間最大3,000円のパルコ優待券が贈られる。また、アプリ内でいつでもチャージ残高を確認することができる。

■PARCO プリカ発行開始日：2016年12月1日利用範囲：全国PARCO（18店舗）及び日本国内のVisa加盟店、海外のインターネットVisa加盟店