3度のMotoGPチャンピオンであるホルヘ・ロレンソは、バレンシアで行れたオフシーズンテストでドゥカティのマシンを初めて走らせた。
最終戦バレンシアGPでヤマハでの最後のレースを優勝で締めくくってから36時間も経たたずバレンシアテストがスタート。ロレンソはテストが開始してからピット出口に登場した最初のライダーとなった。
ロレンソは、初日で最初の5ラップを走行したあとドゥカティのテストライダー、ケーシー・ストーナーと話し、その後の2時間半で計26周を走行。ドゥカティは2017年仕様のマシンをバレンシアで用意しているが、ロレンソはウイングが装着されている2016年仕様のマシンで走行を重ねた。
初日のロレンソはベストタイム1分32秒488で9番手。ヤマハでの元チームメイト、バレンティーノ・ロッシより1.538秒速いペースだった。またスピードトラップでは最も速く、アビンティアレーシングのエクトル・バルベラより3.6km/h速い322.4km/hをマークした。
2日目は1分30秒744で8番手のタイムを記録。オフィシャルテストが再開される2017年のテストでロレンソはどこまでタイムを伸ばせるのか。気になるところだ。