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マカオGTワールドカップ:プラクティス1回目はバンバー&ポルシェがトップ

2016年11月17日 14:41  AUTOSPORT web

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アール・バンバーのポルシェ911 GT3 R
第63回マカオグランプリは11月17日、FIA GTワールドカップのプラクティス1回目が行われ、アール・バンバーの911号車ポルシェ911 GT3 Rがトップタイムをマークした。

 2015年からGTワールドカップとしてSROモータースポーツ・グループとFIAが関与し、“世界一決定戦”として開催されているマカオGTワールドカップ。今季もメルセデスベンツ、アウディ、ポルシェがワークス格を投入し、熾烈な戦いが予想されている。

 迎えた17日のプラクティス1回目は、12時30分からスタート。パドックのピットから、『ビースト・オブ・ザ・グリーンヘル』のカラーリングに彩られたメルセデスベンツAMG GT3を先頭にコースインしていった。

 30分ほどのセッションのなかで各車が10周前後ほどを重ねたなか、終盤タイムを上げたのはバンバーのポルシェ。それまでトップ2を占めていた2台のWRTのアウディR8 LMSを上回り、ベストタイムでセッションを終えた。

 2番手はエドワルド・モルタラのアウディ、3番手にはローレンス・バンスールのアウディが続いている。バンバーのチームメイトであるケビン・エストーレのポルシェが4番手に続いた。5番手には、リチャード・ライアンがドライブしたポルシェが続き、メルセデス勢を上回るタイムをマークしている。

 日本から参戦しているHubAuto Racingのフェラーリ488 GT3は、吉本大樹のドライブでひさびさのマカオの感触をたしかめるかのように走行を開始。序盤すぐにピットインし、ふたたびコースイン。9周をこなし、2分25秒149とトップから5.896秒差の18番手となっている。