マクラーレン・テクノロジー・グループはロン・デニスの後任として新CEOにアメリカのビジネスマン、ザック・ブラウンの起用を望み、「本格的なオファー」を行ったと報じられている。
約35年にわたってマクラーレンを率いてきたデニスは、役員会からの要求で15日付けでマクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの座から退いた。これを発表する声明の中で、マクラーレンは現在新たなCEOを探していると述べていた。
ザック・ブラウンは過去にF1でさまざまなスポンサーシップ契約をまとめた実績を持つ人物で、F1の新オーナーとなるリバティ・メディアから商業関係の上級職に就くよう打診されているといわれている。
しかし16日、Sky Sportsは、マクラーレンも新CEOのポストに関しブラウンに本格的なオファーを行ったと伝えた。Sky Sportsによるとブラウンはどちらの申し出を受けるかを来週中には決断する予定だということだが、The Timesは、マクラーレンと契約するかどうかの決断は48時間以内に下さなければならないと報じている。