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マクラーレン、新CEOを検討中と発表。当面は暫定体制で運営

2016年11月16日 08:31  AUTOSPORT web

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マンスール・オジェ、ロン・デニス、マクラーレンの株主
ロン・デニスが15日付けでマクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの座から降りるよう要求されたことを明らかにしたが、続いてマクラーレン側もデニス退任に関する声明を発表した。

 1980年からマクラーレンに関与してきたデニスが、現在の契約期間終了を待たずにグループの会長およびCEOのポジションから追われる見込みであることはブラジルGPの週末から広く伝えられていた。

 15日、デニスは声明を発表、「本日、マクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの職を手放すよう要求された。主要株主がガーデニング休暇を取らせるという決定を下した」と述べ、この決定につながった根拠は誤っていると不満を示していた。

 続いてマクラーレンも15日夜、正式にデニスの退任を認めた。

「今日の午後をもって、ロン・デニスはもはやマクラーレン・テクノロジー・グループ(あるいはその子会社)のCEOの立場ではなくなった。しかしながら彼はマクラーレン・テクノロジー・グループの株主および取締役の地位にはとどまる」とマクラーレンの声明には記されている。

「35年以上にわたり、ロンはマクラーレンの成功に多大なる貢献をしてきた。彼の在籍期間にチームは17回の世界タイトルおよび158回のグランプリ優勝を成し遂げた。彼はF1の歴史の中でもっとも成功したリーダーとなったのだ。我が社の創設者であるブルース・マクラーレンと同様に、ロンはこのスポーツにおける偉大なる人物のひとりであり、今後もそれは変わらないだろう」

「マクラーレン・テクノロジー・グループは、現在、新たなCEOを探している。指名が行われるまでは、暫定的に、グループの主要株主から成る執行委員会が、取締役会および上層部経営陣の緊密な協力を得て、我が社を運営する。彼ら全員が我が社、そのパートナー、従業員、ファンのために今後も全身全霊をかけて貢献し、将来の繁栄のために我々の多数の長所の上にさらに成果を築き上げていくという、情熱的な決意を共有している」