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レズビアン女優ジェーン・リンチ、トランプ氏を牽制 「何かあったら許さない」

2016年11月15日 16:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジェーン・リンチ「もしもの時には抵抗する」
テレビドラマ『glee/グリー』等でお馴染みのレズビアン女優ジェーン・リンチは、大統領選にドナルド・トランプ氏が出馬したことに非常に驚いたもよう。さらに彼が選挙でヒラリー・クリントン候補を破ったことに大変なショックを受け嘆き悲しんだが、「選ばれてしまったものは仕方がない」と今は前向きで、それどころか「応援しようじゃないの」とさえ思っているという。しかし万が一トランプ氏による言動が国民の権利に打撃を与えようものなら黙ってはおかないとのこと。「強い国家だもの、もしもの時には抵抗してやろうじゃないの」というジェーンは、今後の国政の流れをしっかり見極めて行く構えだという。

このほど女優ジェーン・リンチが『NYポスト/Page Six』の取材に応じ、アメリカの次期大統領に決まったドナルド・トランプ氏につき、このような思いを語った。

「いやあ、(彼の政策については)まだ分からないことがワンサカあるわよ。」
「でも大統領に選ばれてしまった。だから応援はするし、彼の幸運を祈るわ。」

しかしジェーンはトランプ氏による暴挙を懸念し、「何かあったら許さない」という強い気持ちを持っているという。

「LGBTQコミュニティのみならず、全てのコミュニティ、人種、宗教コミュニティの権利を取り上げたと感じたら、私達は抵抗するわ。ええ、アメリカは強い国ですもの。私はそう強く信じているんだから。」

だがそんなジェーンも、意外な選挙結果には驚きを隠し切れなかったそうだ。

「そう、すごく悲しかった。でも今は、希望を持とうと決めているの。」

ちなみに「全性愛者」と公言済みのマイリー・サイラスも、選挙の結果を知って号泣。しかしその後「もう泣かない」「私は受け入れるし、今後につき希望も持っている。インスパイアされた私は、笑顔だって取り戻しているの」とインスタグラムにアップした動画でコメントしている。

今回の選挙戦ではビヨンセやケイティ・ペリーなど多くのセレブ達がヒラリー・クリントン候補を支持。その意外な結果に涙したが、今は「とにかく前向きにアメリカの未来を信じるしかない」と感じているようだ。しかしトランプ氏の出方次第では、ジェーンらセレブ達が大々的な抗議活動に出る可能性もある。大きな波乱が予想されるトランプ氏の任期は、来年1月にスタートする。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)