オリジナルを継承する愛らしいフォルムに、直噴ダウンサイジングやデュアルクラッチのDSGなど最新のテクノロジーを搭載した、フォルクスワーゲンのアイコン的存在である『ザ・ビートル』に、新たに1.4リッター直噴4気筒ターボを搭載した『R-Line(アールライン)』が追加設定された。同時に、1.2リッターを搭載するベースモデルを元に、初のピンク色のボディカラーを採用した『#PinkBeetle(ハッシュタグピンクビートル)』も、300台限定で発売となっている。
先日発売された限定車『デューン』に搭載されて以来、通常グレードでは初となる1.4リッターTSIを採用。ゴルフ同等のパワフルさを手に入れるとともに、JC08モード燃費でも18.3km/リッターの省燃費性能を実現した。
インテリアは上級グレードの『2.0 R-Line』と共通のデザインを採用し、ブラックに統一したクールな空間を演出。エクステリアは、クロームのストリップやブラックペイントのデュフューザー処理が施されたフロントとリヤのバンパーデザインに加え、サイドスカートやリヤスポイラー、デュアルエキゾーストパイプや17インチアルミホイールなどを採用してスポーティな雰囲気を強調している。
そのほか、後方死角検知や後退時警告・衝突軽減ブレーキなどの先進安全装備や、スマホとの連携を可能にするインフォテインメントなど、最新の機能を標準で備える。
ボディカラーはそのほかのグレードと同様に、カラフルな全8色のバリエーションがそろい、オプションで限定車時のイメージカラーでもあったハバネロオレンジメタリックや、電動パノラマスライディングルーフなども用意される。
一方、初採用となる"フレッシュフクシアメタリック"と呼ばれる鮮やかなピンクのボディカラーを採用した『#PinkBeetle(ハッシュタグピンクビートル)』は、2015年のNYオートショーで参考出品されたカラーで、そのカラーネーミングもビートルのファンの声によるもの。モデル名にも初の「#=ハッシュタグ」が採用された。
ボディ本体にはブラック塗装したドアミラーやサイドモールディングをアクセントとして取り付け、さらにリヤスポイラーや専用の17インチアルミホイールを特別装着することで、ファニーなピンク色のビートルにクールなエッセンスも加えている。
ピンク色のエクステリアとは対照的に、インテリアではブラックをベースに“GTIシリーズ”専用のタータンチェックをピンク色にアレンジしたファブリックシートを採用するなど、特別感がありながらもVWファンにはうれしい空間演出となっている。
その他、R-Line同様の安全装備やバイキセノンヘッドライトも標準装備とし、価格は307万円。新グレードのR-Lineは294万5000円となっている。
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