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ジャッキー・チェンにアカデミー名誉賞 「骨折しまくってやっとゲットできた」

2016年11月14日 17:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジャッキー・チェン「長年苦労した甲斐があった」
現在すでに62歳、しかしアジアのみならず世界のトップスターとして愛され続けるジャッキー・チェンに、アカデミー名誉賞が授与された。何十年にも及ぶ俳優業を評価されたジャッキーにつき、トム・ハンクスは「シリアスな演技から面白い演技までこなす彼は、世界中の映画ファンを存分に楽しませてくれる」と大絶賛。『ラッシュアワー』シリーズの共演者クリス・タッカーも「彼は生きるレジェンドです」「ジャッキーを愛しています。君は僕の一部のような存在だ、おめでとうございます」などと述べ、ジャッキーの功績を称えた。

このほどロサンゼルスにてガバナーズ賞(Governors Awards)授賞式が行われ、香港出身のアクション俳優ジャッキー・ チェンがアカデミー名誉賞を受賞した。この喜びを、ジャッキーはこのように語っている。

「父には、いつもこう言われていました。『息子よ、世界には数々の映画賞がある。お前はいつ賞をもらうんだ?』とね。だから父を見つめてこう答えました。『ははは、父さん、僕はコメディ映画しかやらない男なんだよ』と。」
「しかし映画業界で56年間働き、200本を超える作品に出てきました。骨もたくさん折って、ようやくこの賞が僕のものになりました!」
「香港の皆さんに感謝したいです。素晴らしい場所、そして故郷である香港が、僕を作ってくれた。そして中国は僕の国。中国人であることを誇りに思います。それからハリウッド、どうも有難う。長年、ハリウッドで多くのことを学びました。ハリウッドは僕をちょっとだけ有名にしてくれましたね。ここにいられて、光栄です。」

またジャッキーはTwitterを更新し、「とても光栄で嬉しい気持ちです。言葉を失った状態です」と綴った。義理、人情、忍耐、友情、そして様々な愛と勇気―多くのことを映画ファンに教えてくれたジャッキーを、世界中のファンが愛している。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)