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グロージャン「クラッシュは30Gの衝撃だった」:ハース F1ブラジルGP日曜

2016年11月14日 14:31  AUTOSPORT web

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2016年第20戦ブラジルGP ロマン・グロージャン(ハース)がクラッシュ
2016年F1ブラジルGP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンはスタート前のラップでクラッシュし出走できず、エステバン・グティエレスはリタイアした。

■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=出走せず
 ファンとハースF1チームのメンバー全員に申し訳なく思っている。24時間の間にヒーローからゼロに落ちてしまった。言葉にならない。

 全開で走っていたわけじゃない。グティエレスより少しだけ速く走っていた程度だったけど、クルマがスピンした。単純にツイてなかった。あそこは全くグリップがなかったんだ。それでホイールスピンし、マシンがスピンし、クラッシュした。クルーには申し訳なく思う。大きな衝撃だった。30Gぐらいだ。F1では高速でああいうことが起こる。でも僕の体は無事だよ。

エステバン・グティエレス 決勝=リタイア
 楽しいレースだった。序盤は退屈だったけど、フルウエットでレースを始めてからはかなり楽しくなった。ウエットタイヤでもインターミデェエイトでも難しいコンディションで、マシンをコース上にとどめることが重要だった。ペースがよくなってきて順位を上げ、ポイント獲得のチャンスをうかがっていた。でも残念ながら電気系の問題が出てきたんだ。ブレーキング時やコーナリング時のパワーに問題があった。ウエットでは最悪の事態だ。チームは直そうと全力を尽くしてくれたけど、結局リタイアしなければならなかった。

 次はシーズン最終戦だ。また別の機会が訪れるだろう。前向きな気持ちを保ち、自分たちの持つものを最大限に生かすことに集中していかなければならない。