2016年F1ブラジルGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは8位だった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=8位
フラストレーションがたまるレースだった。戦略に関して一度もツイてたと感じることがなかった。タイヤを換えるたびにセーフティカーや赤旗が出たんだ。それでポジションを落とし続けた。でも何が起こるかは当然予想できない。今日の僕らは不利な立場にいる気がした。
でも一番苦労したのは視界の問題だ。バイザーが常に曇ってしまって大変だった。バイザーを開けて拭こうとしたんだけど、そんなこと今まで一度もなかった。それがレースの妨げになった。マシンには8位以上の力があるだけにがっかりだ。前が空いている時には速かったからね。
今日のコンディションは難しかった。たとえばキミ(・ライコネン)の事故の時、彼が前でクラッシュしたのが見えなかった。ピットに戻ってきてビデオを見て初めて、彼がクラッシュしたって知ったんだ。
それを考えると赤旗を出すという判断は正しかったと思う。レースを最後まで走り切ることができてよかった。何人かクラッシュしたけど、誰もけがをしなくてよかったよ。ファンには長い午後を過ごさせてしまったね。残ってくれて本当にありがとう。