2016年F1ブラジルGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=5位
もちろん理想的な一日ではなかった。レース序盤でスピンした。アクアプレーニングが起きたんだ。でもそれは僕ひとりじゃない。
終盤にはうまく挽回できたと思う。ここで順位を取り戻すのは簡単ではなく、(カルロス・)サインツを抜くのにてこずった。かなり走りこんだ後にマシンの感触がよくなってきた。その理由は分からないが、その時にはもう遅すぎた。
(マックス・)フェルスタッペンとのバトルの話をすると(注:ベッテルはフェルスタッペンに抜かれる際にコースからはみ出し、無線で「押し出された」と不満を示していた)、僕としては彼とサイド・バイ・サイドで戦っていて、彼は僕を見たと思う。まだ僕のノーズが少し前に出ていた。彼の方がずっと速かったからコーナーで抜かれた。厳しいオーバーテイクの動きではないが、あれが完全に正しいやり方だとは思わない。
でも今日は一切文句は言えないかもね。何人かアクアプレーニングが起きていたのに、ラッキーにも僕はクラッシュせずに済んだんだから。