薬物に手を出して身を亡ぼす、そんなダメ親の話題がなぜか多い米フロリダ州からまた新たなニュースが飛びこんできた。もしもの際の尿検査をパスしようとした父親は、息子にとんでもない協力を無理強いしていたもようだ。
オーランドの西に位置するフロリダ州レイク郡のグローブランドで先月31日、マリファナ所持の疑いでジェイソン・リー・ミークスという37歳の男が身柄を拘束された。グローブランド警察によればミークスはヘロイン所持の罪で執行猶予つきの有罪判決を受けた身で、保護観察期間中の再逮捕をひどく警戒したに違いない。
マリファナを使用しても
別人のピュアな尿があれば検査をパスできると考えた彼は、11歳の息子にアスピレーターと呼ばれるプラスチック容器を渡して「この中にオシッコを入れろ」と命じると、保護観察官の訪問その他に備え常にそれを隠し持っていたのだ。
裁判所に提出された宣誓供述書によれば、ある時ミークスは保護観察官に薬物使用を疑われ、大人しく尿検査に応じるふりをしたもよう。しかし下着を脱ぐミークスのポケットにプラスチック容器のようなものが入っていることに監察官が気づき、やがて中身は差し替えるための息子の尿であることが判明した。手錠をはめられレイク郡拘置所に逆戻りとなったミークス。保護観察期間中の再犯とあって保釈保証金の設定はないという。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)