2016年シーズンのGT500クラスチャンピオンを獲得したDENSO KOBELCO SARD RC Fのヘイキ・コバライネンと平手晃平がチャンピオン獲得の喜びを語った。
■GT500クラスチャンピオン
DENSO KOBELCO SARD RC F
ヘイキ・コバライネン
「(チャンピオンを獲れて)気分は最高だ。チームのことを誇りに思っている。シーズンを振り返っても素晴らしかった。毎レース、ポイントを獲得できたからね。みんなの力を合わせたからこそ、この結果が得られたと思うよ。チャンピオンを獲得できて本当によかった」
「僕たちのクルマはウエイトを積んでいても、パフォーマンスがよかったんだ。TRDは素晴らしいクルマを用意してくれた。そして、ブリヂストンも素晴らしいタイヤを作ってくれた。特にSUGOでは、僕たちにいい風が吹いて自信につながった」
「ひとつひとつのパフォーマンスがどんどん良くなったんだ。彼らに感謝しているよ。タイヤとウエイト(感度)が1番の勝因だと思う」
平手晃平
「この場に帰ってきたのは3年ぶりです。セルモからサードに復帰して2年。1年目は新体制で臨みましたが、チームの力を束ねることができず苦しいシーズンを過ごしました」
「今シーズンはセカンドという立ち位置に徹してヘイキをサポートすることで、チーム全体のパフォーマンスが上がっていきました。オフシーズンの初めから、つねにクルマの状態が良く、どのレースでもいい戦いができて、ポイントも毎戦獲ることができました。昨年から今年にかけてチームが大きくレベルアップして力強くなったと感じています」
「どこのサーキットにいっても自信を持てる状況をエンジニアの(田中)耕太郎さんが作ってくれたし、僕がセルモからサードに移籍するときに(脇阪)寿一さんにもお世話になったので、そういった方々のためにも、こういう形でいい結果を出すことができたので、すごくうれしいです」