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オノ・ヨーコ トランプ当選受けて 謎の「叫び声」を公開 カオス状態に

2016年11月13日 17:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

シカゴでオブジェ・SKY LANDINGの式典に立つオノ・ヨーコ(出典:https://www.instagram.com/yokoonoofficial)
オノ・ヨーコと言えば他界した夫のジョン・レノンがまっさきに思い浮かぶが、アメリカの芸術家としても有名だ。その彼女が米大統領選でドナルド・トランプ氏が当選したことを受けて、ある「叫び声」をツイッターに投稿した。時間にして約19秒。まるで地の底から聞こえてくるような、狂気すら感じる「叫び声」に世界中のフォロワーが反応。それに呼応するようにオノのTwitterがカオス状態となっている。

【動画を見る】

11月11日、『Yoko Ono(yokoono)ツイッター』にて「I would like to share this message with you as my response to @realDonaldTrump」「love, yoko」というメッセージとともに、マイクを持つ彼女の姿と“叫び、呻く”ような声が動画で投稿された。

このツイートはアメリカの音楽メディア『Pitchfork』でも「ヨーコ・オノのトランプ当選に対する“the Most Amazing Response”」と取り上げられた。「最も驚くべき反応」「最も素晴らしい返答」などと訳されるが、彼女はその音声以外には一切メッセージを発しておらず「今、これをどう感じたらよいのか?」とその真意については様々な憶測を呼んでいる。

実際にこの「叫び」を聞いたフォロワーからは

「ヨーコは良くも悪くもパワフルだから『悪人』トランプをやり込めるにはうってつけ!」
「この『叫び』は人生の中で一番面白い!」
「ヨーコの役割は世の中の緊張をより高めることだよね?」
「なぜジョン・レノンが自殺したのかが分かった。」
「私の正直な気持ちを代弁してくれているわ。素晴らしいメッセージよ!」
「歌えないのは分かったからもう黙って!」
「救急車を呼んだほうがいい。」
「ジョン・レノンがきっと助けてくれる。」
「これはオーガズムに達した声?」

など、賛否両論のコメントが続々と寄せられている。

オノ・ヨーコが初期の前衛作品『ボイス・ピース・フォー・ソプラノ』を2010年にニューヨーク近代美術館(MoMA)でパフォーマンスしたことがある。その時の冒頭のフレーズと今回投稿した動画の音声はよく似ているが同じではない。その真意は彼女にしか分からないが、実際にオノの「叫び声」を直感的に受け止めれば「喜び」「祝福」ではなく「怒り」「絶望」「不安」を表現しているのではないか。



出典:https://www.instagram.com/yokoonoofficial
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)