2016年F1ブラジルGPの土曜予選で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは13位、バルテリ・ボッタスは11位だった。今回が最後の母国GPとなるマッサだが、これまで参戦してきたブラジルGPの中で最も悪い予選結果となってしまった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=13位
いい結果とは言えないね。楽にQ3に進めると思っていた。なのにマシンが思ったように動かず、フロントタイヤがうまく機能しなかった。アンダーステアに苦しんだから、何が起きたのか調べる必要がある。
でもマシンから降りた時、ファンの皆からの声援が聞こえて本当にうれしかった。彼らへの愛と、彼らからの愛を感じることができた。彼らのことを考えるとこんな結果になって残念だけど、僕にとってブラジルでの最後のレースだから、明日はもっといい結果を届けられるよう、全力を尽くす。もちろん、チームのためにもね。
バルテリ・ボッタス 予選=11位
Q3に進出できずに敗退するなんて、もちろんがっかりしている。週末を通してペースはとてもよかった。セットアップもうまくいっていた。なのにどういうわけか予選では単純に速さが足りなかった。一方で他のチームのマシンは驚くほど速かった。
気温が下がった今日のコンディションから最大限のものを引き出せなかったのかもしれない。でもレースは明日だ。またフォース・インディアとの戦いになる。少なくとも戦略面では僕らの方が有利な立場にいると思う。