2016年F1ブラジルGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは4位だった。
マックス・フェルスタッペン 予選=4位
最後のラップには少しがっかりした。これじゃ誰かに抜かれてしまうと思ったから、キミ(・ライコネン)に負けたことには特に驚かなかったよ。
おかしなセッションだった。Q1とQ2ではいい感触を持てたのに、その後は新品タイヤのグリップにあまり満足できなかった。セクター2でリヤが滑るような感じになったから、分析して原因を突き止めたい。
あと少しで3番手だった。ドライコンディションでは現実的に考えて僕らにとっては3番手が手が届くベストの位置だ。そういう意味で今日の結果はかなりよかったと思う。フェラーリの2台の間に割って入ったから、明日は楽しいレースになりそうだ。天気が変わったら特に面白くなる。
予選で雨が降らなくてがっかりだ。雨粒が少し落ちてきたけれど、僕らに有利なコンディションに変わるほどではなかった。でも明日はもう少し本格的に雨が降りそうだから、それを楽しみにしていよう。
ウエットコンディションではライバルたちと比べて僕らのグリップレベルは高くなるはずだ。ロングランペースもよさそうから、うまくスタートを決められれば、いいレースができる。
明日のレースで僕は自分に可能な最高のパフォーマンスを発揮してできるだけいい結果をチームのために持ち帰るつもりだ。
(マックスがメキシコGPスタート直後にニコ・ロズベルグに接触したこともあり、メルセデスのボス、トト・ウォルフがヨス・フェルスタッペンに電話をして、ロズベルグとルイス・ハミルトンのタイトル争いの行方を左右するような行動は避けるよう、息子に指示してくれと頼んだという報道に関し)メルセデスがレッドブルと話をしたことを僕は大して気にしてない。ニキ(・ラウダ)が僕らのホスピタリティに来ていたけど、僕らのところで提供している食事や飲み物が好きなだけだよ。すごくおいしいからね。彼はオーストリア出身だから、自分の国の飲み物が欲しかっただけだろう。