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スーパーGTもてぎ土曜決勝:GT300優勝会見/リチャード・ライアン&藤井誠暢

2016年11月13日 08:41  AUTOSPORT web

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GT300クラス優勝 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン/藤井誠暢組
スーパーGT第3戦もてぎの決勝レースでチームに優勝をもたらしたHitotsuyama Audi R8 LMSのリチャード・ライアンと藤井誠暢が、決勝の戦いを振り返った。

Hitotsuyama Audi R8 LMS
リチャード・ライアン
「アウディのパフォーマンスは本当に素晴らしかったし、ダンロップタイヤも素晴らしかった。(もてぎでは)ドライで走った経験が少なく、セットアップはギャンブルのような部分もあったから、難しいレースとなったよ」

「今回は優勝できるかもと思っていた。(レース)後半にはブリヂストン勢が上がってきたし、リスタートの時もプレッシャーを感じていた。だけど、自分のリズムを保つと心に決めていた。エンジニアからの「タイヤのことを考えて走ろう」という言葉を聞きながら集中し、タイヤ無交換作戦ということでタイヤをいたわりながら、フジイ(藤井誠暢)にステアリングを引き継いだんだ」

「今はチャンピオン争いに関しては考えないようにしてる。明日予選でポールポジションを狙っていくのがスタートだ。レースに関しては、今日と同じような戦略でいきたい。流れにもよるけど、最後の10ラップが勝負だと思っている」

藤井誠暢
「アウディジャパンのスーパーGTプログラムが始まってから初めての優勝なので、本当にうれしいですし、ホッとしています。かかわった全員の方に感謝しています。アウディで勝ちたいと思っていたのですが、なかなか結果が出ず、これまで表彰台に上がることはありましたけど、優勝してはいませんでした」

「優勝まであと少しと、悔しい思いを引きずって最終戦を迎えました。なにがなんでもアウディで勝ちかったので、それを実現できてうれしいです」

「シリーズランキング3位になり、ポイント的にも有利になったので、明日は気持ちをリセットして挑みたいと思います」

「レースでは、タイヤ無交換を決行しましたけど、ダンロップ側は推奨していない作戦でした。スティント終盤はリヤタイヤがかなり厳しく、残り10周は保たないかもとも思いました。ただ、終盤は路面温度も下がってきたので、なんとか保たせることができた上、セーフティマージンがあるなかで優勝できました」

「チャンピオンシップの差は縮まっていないので、明日も優勝を狙ってレースをするだけです。もてぎはブレーキングサーキットで(アウディ)R8はブレーキング性能がいいため、アドバンテージがあります。明日はとにかく予選で前にいきたいです」