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スーパーGTもてぎ土曜決勝:「勝因は予選」GT500優勝会見/佐々木大樹&柳田真孝

2016年11月13日 08:41  AUTOSPORT web

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GT500クラス優勝 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹/柳田真孝組
スーパーGT第3戦もてぎの決勝レースで今季2勝目を挙げたフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの佐々木大樹と柳田真孝が、決勝の戦いを振り返った。

フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R
佐々木大樹
「気持ちとしてはすごくうれしいですが、明日もレースがあるので、しっかりしなければという気持ちもあります」

「可能性は低いですが、今日の結果でチャンピオン争いを最終戦まで持ち越すことができました。明日も勝てるレースをしてチャンピオンに近いところにいきたいと思います」

「今日のレースの勝因は予選ですね。ヨコハマタイヤは雨が少ないなかでのポテンシャルが低かったのですが、今日は準備してきたタイヤがうまくはまって、予選でフロントロウを獲れました」

「レースに関しては、僕たちはもてぎで自信がありました。クルマもすごくいい動きをしてくれたし、タイヤ無交換の作戦も頭の中に最初から入っていたので、前に36号車(au TOM'S RC F)と39号車(DENSO KOBELCO SARD RC F)がいましたがオーバーテイクする必要はないと考えていました。彼らのペースも速かったので、それについていくことができれば戦略上の武器になると考えました」

「タイヤをセーブして柳田(真孝)選手に渡すことができましたけど、柳田選手は後半、辛かったと思います。ふたりでレースに向けてシミュレーターで予習をしたり、クルマの乗り方を勉強した成果が出せたと思っていますよ」

「今日は勝ちましたが、明日が本当の最終戦なので気を引き締めていきます。作戦はおそらくタイヤ無交換だと思いますが……。今日作戦の実績を作れましたし、ドライビングやセッティングを改善することでもっと良いパフォーマンスを見せることができるはずですよ」

柳田真孝
「ひやひやしながらレースを見てました。チームも同じ気持ちだったでしょうね。佐々木(大樹)選手もコメントしているとおり、明日もレースがあります。優勝はしましたけど爆発的な感情はまだないのが不思議ですね」

「予選のコンディションは、ヨコハマタイヤでも苦しいと言われていましたけど、昨日のウエットでの走行でもタイムが出ていたので、タイミングと佐々木選手の速さがあればポールポジションは獲れると思っていましたよ。ポールまで、あと一歩だったのでヨコハマタイヤの進化を感じました」

「レースに関してはスタートして佐々木選手が順調に周回を重ねて、30周以上してもタイムが落ちなかったので、タイヤ無交換作戦をやって、しっかり決めることができました。タイヤを持たせるという点では自信があったので、しいながらも最後まで持たせることができたのでよかったと思います」

「SUGOで優勝してから不甲斐ないレースが続いていて、チームに迷惑をかけていましたが、明日に向けていいレースができました。明日の予選(アタック)は僕(が担当)なので、予選でどこまで(上位に)いけるかが重要です。レースは今日のような展開になると考えているので、結果は今日と同じでいきたいですね。ウエイトハンデもないので簡単にはいかないと思いますが、頑張ります」