2016年F1ブラジルGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位、ジェンソン・バトンは17位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
ここまでいくぶん困難な週末を送ってきたが、問題解決のため懸命に努力した。昨日のFP2では2台とも(トラブルのために)セッション途中で走行を切り上げなければならなかった。今朝はフェルナンドのマシンにギヤボックスのセンサーの問題が起こり、FP3で走り出すのが遅れた。その後、FP3の最後の最後に問題が発生したためジェンソンのISSとECUを交換した。
しかしエンジニアもメカニックも非常に堅実な仕事をし、すべての問題を修正し、素早く対処した。これで問題は確実に解決し明日には何も起こらないことを願おう。
ジェンソンは昨日は好調だったが、今日はマシンをうまくまとめることができず、常にバランスに苦しみ、ペース不足に当惑していた。明日の決勝でのチャンスを高めるため、今夜すべてのデータを分析する。
今日気温が下がり、そのコンディションはフェルナンドにとってうまく機能した。午後の予選でマシンのハンドリングに大いに満足し、Q2では7位にまで上がった。10位という最終結果は素晴らしい努力の成果だ。
明日は複雑なコンディションになると予想されている。さらに強力なパフォーマンスを発揮できると感じている。