11月12日にツインリンクもてぎで決勝レースが行われたスーパーGT第3戦で、2周目にクラッシュを喫したARTA BMW M6 GT3だが、クラッシュの原因は単独スピンによるものだという。
高木真一がスタートドライバーを務め、予選9番手からスタートしたARTA BMW M6 GT3。しかし、2周目の90度コーナー立ち上がり、セカンドアンダーブリッジでクラッシュを喫し、フロント部分を大破。一瞬ヒヤリとするほどのダメージで、レースはセーフティカーが導入される展開となった。
このクラッシュについて高木に聞くと「単独スピンです」という。
「トラクションコントロールも効いていましたが、パワースライドする状況になってしまい、イン側のガードレールにぶつかって跳ね返った状況でしたね。結果から言うとそういう状況です。応援してくれた皆さんに申し訳ないです」と高木。
高木に怪我がなかったのは幸いだったが、チームはトラクションコントロールが効いている状況でのスピンを解析しているという。ARTA BMW M6 GT3は明日の第8戦は厳しい状況だというが、修復を目指していくという。
「非常に残念な結果になってしまったけど、仕方がない。今は原因を調べているけど、今日の結果を見ると最後まで走れていたら上位でフィニュッシュできた可能性が高かったね。そんなことを言っても仕方ないのは分かっているんだけど、何だか悔しいね」と土屋圭市アドバイザーはコメントを残している。