2016年F1ブラジルGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは14位/11位だった。FP2でアロンソは、エンジニアがERSの水圧に関連するデータ読み取りに異常を発見したため、コース脇でマシンを止めた。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=14位/2=11位
今日は、これまでの数戦よりも少し競争力が高いように思った。明日は予選Q3に進出できるチャンスがあると確信している。
FP2で、ERSの水圧のデータに異常が見つかり、マシンを(コース脇に)止めなければならなかった。いずれにしても明日はエンジンを交換するつもりだから、この問題は明日以降に影響することはない。
今日は気温が高く、誰もがグリップ不足とデグラデーションに苦労したと思う。でも天候は明日以降変わるようだ。気温が下がり、くもりや雨になるといわれている。そうなれば状況ががらっと変わり、それが僕らの助けになるかもしれない。
明日はいい予選にする必要がある。ここはオーバーテイクがかなり難しいだろうから、予選がとても重要だ。
(FP2でマシンを止めた後、コース脇で35分間にわたってプラクティスを見守っていた感想を述べ)今日はコースの外で30分過ごしたけど、眠ってしまったよ。ファンは速いクルマを見たがっている。マシンが通り過ぎたとき、思わず口が開いてしまうような、そんな速さを求めているんだ。
椅子とカメラがあったから助かった。そうでなければ見ていられなかっただろう。グランドスタンドでマシンが通り過ぎるのを見ている人たちに、僕らの方から料金を支払うべきだ。
(終盤FOMのカメラを操作したことに関し)テクノロジーに慣れて(カメラをコントロールする)ジョイスティックを動かすスキルを磨かないとね。あれはものすごく繊細なんだ。
「(セルジオ・)ペレスが近づいてくるところをそのカメラで撮って放送したい」と無線で言われたから、ペレスを探そうとしたけど、ペレスじゃなくて空やアスファルトが映ってしまったんだ!
自分の下手さにものすごくがっかりしている。後であそこに戻ってポルシェカップの時に練習しようと思っているんだ。明日また止まってしまった場合に備えてね。
残念ながら今日は問題が起きてしまったけれど、なんとかユーモアのセンスを発揮しようと頑張った。明日同じことが起きないことを願っている。