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ストレスを軽減する「怒り」のマネジメント方法って? 【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】

2016年11月11日 19:02  新刊JP

新刊JP

左から順に、アンガーマネジメントコンサルタントの安藤俊介さん、鬼頭あゆみ、ウォーキングドクターのデューク更家さん
みなさん、こんにちは!
インターネットラジオ「本が好きっ!」のパーソナリティ、鬼頭あゆみです。

「本が好きっ!」第23回のゲストとしてお越しいただいたのは『アンガーマネジメント×怒らない体操 たった6秒で怒りを消す技術』(集英社刊)の著者である、アンガーマネジメントコンサルタントの安藤俊介さんと、ウォーキングドクターのデューク更家さんです。

■「怒り」には「必要な怒り」と「不必要な怒り」がある

アンガーマネジメント。私は今回、お二人の著書を読むまで知らなかったのですが、アメリカでは「怒り」の感情をコントロールする心理トレーニングとして一般的なのだそうです。

書いてあることはとても新鮮。ついつい子どもを叱ったり、怒りっぽくなったかも…と反省することはありましたが、その感情と向きあったり考えたりする機会はこれまでにありませんでした。なので、今回お二人にお話を聞けるのを楽しみにしていたんです。



まずお聞きしたかったのが、「アンガーマネジメントをはじめたら、怒ってはいけないの?」ということ。

その質問に対して、自分にとって本当に大切なものや命を守るときには怒ってもいいし、デューク更家さんは「自分を鼓舞するために怒ることは、怒ることが自分への応援にもなるので、怒ってもいいケースもある」とおっしゃっていました!

コントロールすべきは、怒らなくてもいいシーンでの怒りです。皆さんもそんな経験あるのではないでしょうか。不必要な怒りの連鎖を断ち切るためにも、このアンガーマネジメントは役に立ちそうです。

■自分の怒りを鎮めるマジックワードとは?

お話を伺う中で気になったことがありました。

安藤さんとデュークさんの雰囲気があまりに違うので、どうしてこのお二人が一緒に本を作ることになったのかしら!? ということです。

ただ、お話を聞いていくと、怒りについての二人の考え方が同じことに気づきました。怒らなくていけない時は上手に怒りを伝え、怒らなくていい時は受け流す。これが自然にできていらっしゃるのです。

本書の中に、怒りの感情を覚えた時には、自分の気持ちを落ち着かせる「6秒魔法の言葉」を見つけると効果的だと書かれていました。どんな言葉なのか、お二人にお聞きしたところ、表現の仕方は違うものの同じ意味の言葉を言われていて驚きました。



こちらは是非、番組を聞いてみてほしいです。怒りをとても上手にコントロールできるマジックワードです。

そして、デューク更家さんがインタビューをしながら、誰にでも簡単にできる「怒らない体操」教えてくださっていますので、ぜひ聞きながらやってみてください!

無駄に怒る時間を減らして、自分の好きなことに時間を使っていけたらいいですね。

(鬼頭あゆみ/『本が好きっ!』パーソナリティ)

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【鬼頭あゆみの「本が好きっ!」】
ブックナビゲーター・鬼頭あゆみによる書評ラジオ。毎回、話題の本の著者が登場して、本について掘り下げるインタビューを届ける。
オーディオブック配信サービス・FeBeにて無料配信中。http://febe.jp/honga