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スーパーGTもてぎ:公式練習2回目もドライにはならず。GT500はau TOM’S最速

2016年11月11日 15:51  AUTOSPORT web

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au TOM'S RC F
ツインリンクもてぎで開幕した2016スーパーGT最終戦。GT500クラスの公式練習2回目はau TOM’S RC Fがトップタイムを記録した。

 午前中は大雨に見舞われ、各チームとも十分に走行できなかったこともあり、急きょ午後のセッションは40分延長され1時間40分の走行時間が設けられた。

 また、昼頃から雨も止み路面の水の量も減ってきたこともあり、グリーンシグナル点灯と同時にほぼ全車がコースイン。朝の間にこなせなかったプログラムを消化していった。

 時間が進むにつれて路面コンディションが回復していき、走るたびにタイムが更新。走り始めは1分48秒台だったが、あっという間にトップタイムは1分45秒台のペースに。そのなかでセッション前半はレクサス勢が上位を独占していく。

 今回は第3戦と第8戦でウエイトハンデが異なるのだが、この公式練習ではどちらのラウンドに合わせてウエイトを積んで走るかは自由。一概にタイムだけで勢力図を判断するのは難しいが、開始45分時点ではレクサス勢がトップ5を独占するなど順調な走りをみせた。

 開始から1時間を過ぎてコンディションもさらに良くなりはじめたところで、au RC Fがスリックタイヤを投入。ニック・キャシディが1分41秒697を記録しライバルを2.5秒以上引き離す。

 これに合わせて、各車もスリックでの走行を本格させようとすると、その直後ふたたび雨が降り出し路面はウエットに。結局キャシディのタイムを上回るものは現れないまま、セッションは終了した。

 トップはau RC Fで、2番手は1分44秒406のカルソニックIMPUL GT-R、3番手には今週末がラストレースとなるドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GTが1分45秒528で入り、3メーカーがトップ3を分け合った。

 ランキングトップのMOTUL AUTECH GT-Rはトップから5.2秒差の11番手だったが上述のようにウエイトが重い状態で走行していた可能性もある。

 明日は早朝から公式予選が行われるが、今日とは異なり、天気予報は晴れ。気温も20度近くまで上昇するとされており、まったく予想がつかない予選、決勝となっていきそうだ。