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F1 Topic:幸せ絶頂のグティエレスに水を差す厳しいシート状況

2016年11月11日 14:21  AUTOSPORT web

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F1メキシコGP エステバン・グティエレス
11月7日に、エステバン・グティエレスが自身のTwitterでモニカ・カサーンと結婚したことを写真を投稿して明らかにした。しかし、メキシコGPでグティエレスは「結婚式は来年の1月に挙げるつもりだ」と語っていた。

❤️ Mr. & Mrs. Gutiérrez ✍🏻️ #moniyesteban pic.twitter.com/S2oTTHuSe0— Esteban Gutierrez (@EstebanGtz) 2016年11月7日


 そこでブラジルGPで行なわれているインテルラゴスで、その理由を尋ねると「今回は籍を入れただけ。結婚式は予定通り、来年の1月に行う」と語った。

 グティエレスによれば、挙式の日取りは1月21日だという。なぜ、21日かについては「僕のカーナンバーを見れば、わかるだろ。20日の夜に盛大なパーティを開いて、21日式を挙げる。待ち遠しいよ」と語っている。



 そんなお祝いムードも、話題が来シーズンのシートとなると一変した。なぜなら、ブラジルGPを前に、ルノーがジョリオン・パーマーの残留を決定。フォース・インディアもエステバン・オコンを獲得したことを発表したからだ。残るはハース以外にザウバーとマノーの6シートだけとなった。

 ルノーの来シーズンのドライバーラインナップが決定したことで、来シーズンのルノーのシートを失うこととなったケビン・マグヌッセンが、ハースのシート争いに加わったため、グティエレスの立場はますます難しいものになってきたからだ。

「僕の未来はチームの手の中にある。楽な年じゃなかったけど、僕は1年を通してベストを尽くしてきた。良い結論が出ることを願うしかない」

 なお、チームはこのブラジルGPでブレンボとともに、新しくカーボンインダストリー製のディスクとパッドを使用する予定だが、それを試すのはグロージャンだけ。しかし、それは来季のシートとは関係なく、「ロマンのほうがブレーキに厳しいため、テストに向いているため」(某エンジニア)だと説明している。