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総資産100億円から一転 LA発ECサイト「ナスティ・ギャル」が破産申請

2016年11月11日 10:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 ロサンゼルスを拠点とするアパレルショップ「ナスティ・ギャル(Nasty Gal)」が、連邦倒産法第11章に基づき破産手続きを申請した。

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 「ナスティ・ギャル」は2006年、当時22歳のソフィア・アモルーソ(Sophia Amoruso)が生活のために始めたeBayでの古着販売をきっかけに設立したECサイト。創業8年で会社は総資産100億円超、従業員数350人以上を抱える企業にまでに急成長し、実店舗もオープンさせた。自身の経営論やファッション論を綴った著書「#GIRLBOSS」は本国アメリカでベストセラーになるなど、その著しい活躍から経済界からも若くして成功を収めた女性企業家として注目され、多くのメディアに登場。創業者のソフィア・アモルーソは、米フォーブス誌が今年6月に発表した「アメリカで最も成功した女性」で53位にランクインし、保有する資産額はおよそ2億8,000万ドル(約300億円)と報じられている。 一方で、最近では不当解雇を訴える元従業員からの訴訟問題が続き、今年に入ってからは2度の人員削減を行うなど暗雲が立ち込めていた。