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マイケル・J・フォックス パーキンソン病発症から25年「今も元気さ!」

2016年11月10日 17:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マイケル・J・フォックス「まだ買い物にも行ける」
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで世界的に大ブレイクした俳優マイケル・J・フォックスは、現在55歳。しかし今から25年前、仕事を順調に続けていたマイケルはパーキンソン病を発症。当時は「仕事ができる期間は残り少ない」「いずれ日常生活に支障をきたすようになる」といった診断を下されたが、今もマイケルは前向きに暮らしており、普段の生活も変わりなく続けているという。そんな彼のポジティブな生き方と暮らしぶりが、同じ病気と闘う多くの人達に大きな希望と勇気を与えている。

パーキンソン病を患っているものの、病気の症状のひとつである手足の震えは以前より軽くなったというマイケル・J・フォックス。そのマイケルがこのほど『Haute Living』誌の取材を受け、このように語った。

「そう、病気の診断が下ったのは25年前のこと。仕事は(あと)10年しかできないだろう、そして今の年齢に至るまでに身体障がいを抱えてしまうだろうと言われたけれど、僕はそうはならなかった。まったくね。」
「今だって、僕は買い物にも行けるんだ。」
「今抱えている一番大きな問題は、バランスがとりづらいってことだね。」

ちなみにマイケルには4人の子がおり、長男以外は病気の発症後に誕生した。よって子供達が特に病気を意識することはないといい、マイケルもこう話している。

「そう、子供達が生まれた時から僕はこの状態だから。この状態しか子供達は知らないのさ。もし僕のことを説明しろって言われても、パーキンソン病って言葉が出るのは9番目くらいだろうね。」

病気になってからも、TVへの出演やドラマ主演でファンを喜ばせたマイケル。その一方でマイケルはパーキンソン病のリサーチ財団を設立し研究助成活動を続けており、病気の治療法が見つかる日に望みをかけて前向きに暮らしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)