新世代ディーゼルを搭載したジャガー『XE』『XF』にスポーティな限定車登場

XJを頂点とするジャガーのスポーティ・サルーン兄弟として新世代に移行した次男、三男の『XF』と『XE』に、こちらも完全刷新となった“INGENIUM（インジニウム）”クリーンディーゼルを搭載するグレードを対象として人気オプションを組み合わせた特別限定車『JET DIESEL EDITION（ジェット・ディーゼル・エディション）』が設定された。

　ガソリンエンジンとのモジュラー戦略により、完全アルミブロックの4気筒エンジンとして誕生したインジニウムは、ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを手がけた完全自社デザインの新世代パワーユニットとなっている。

　そのインジニウム2.0リッター直列4気筒ターボチャージド・ディーゼル・エンジン（最高出力180PS・最大トルク430Nm）と8速オートマチック・トランスミッションを搭載した『XE PRESTIGE』、『XF PRESTIGE』をベースに、グリルやウインドウモールなどのエクステリアを漆黒に彩るブラックパックや、グロスブラックフィニッシュのアロイホイール、ステアリングホイールヒーター、電動サンルーフ、電動式トランクリッドなど人気の高いオプションを装備し、デザイン性、快適性、上質感をさらに高めたのが今回のジェット・ディーゼル・エディションとなる。



　XE、XFともに同等の装備を備えるものの、XEではホイールが18インチ、XFでは19インチとなるほか、XFには後退時衝突検知警報付きのブラインドスポットモニターやLEDヘッドライトも装備される。また、インテリアでは両車ともにブラックを基調とした『ジェット』と呼ばれるトリムに、エボニーのウッドパネルがあしらわれる。

　ボディカラーはXE、XFとも『イタリアンレーシングレッド』と『アンモナイトグレー』の2色で導入内訳は各色半数ずつとなり、XEは限定100台、XFは限定30台。11月1日より発売開始となっており、価格はそれぞれ590万円、790万円となっている。



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