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カンヌ国際映画祭最高賞受賞、ケン・ローチ監督最新作『わたしは、ダニエル・ブレイク』公開へ

2016年11月10日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinema and The British Film Institute 2016

 第69回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「I, DANIEL BLAKE」が、『わたしは、ダニエル・ブレイク』の邦題で2017年3月18日に公開されることが決定した。


参考:第69回カンヌ国際映画祭はなぜ多くの映画ファンから怒りを買った? 映画祭の歴史と経緯から考察


 本作は、『麦の穂をゆらす風』で第59回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、前作『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に映画界からの引退を表明していたケン・ローチ監督の最新作。


 現在のイギリスや世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、ローチ監督が引退を撤回してまで制作した本作は、イギリス北東部ニューカッスルを舞台に、複雑な制度に翻弄され貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとする59歳の大工ダニエル・ブレイクと、シングルマザーのケイティと2人の子どもの心の交流を描き出す。(リアルサウンド編集部)