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PM2.5を99%除去!大気汚染に悩む中国、Xiaomiが空気清浄機付きのマスクを開発!

2016年11月10日 11:41  Techable

Techable

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中国の家電メーカー、Xiaomi(シャオミ)が空気清浄機付きのマスクを開発した。交換可能なカーボンフィルターを搭載し、バッテリーで駆動するというもの。

同社のクラウドファンディングサイトでプレオーダーの受け付けを開始したが、大気汚染に悩んでいるだけあって、すぐに目標金額に達したという。
・PM2.5を99%除去
マスクは立体デザインになっていて、右部分にコンパクトな空気清浄機が付いている。清浄機の中に薄いファンを搭載し、ファンの回転スピードは3段階で調整可能だ。

外気を空気清浄機から取り込み、マスク内のフィルターで有害物質等を除去するという仕組み。同社によると、中国の大気汚染で問題になっているPM2.5(微小粒子状物質)なら99%を除去できるという。
・重さ50.5グラム
ファンを回すということは動力を必要とするわけで、このマスクには繰り返し充電できるバッテリーも内蔵されている。

ファンやバッテリー搭載と聞くと、かさばって重そうという声も聞こえてきそうだが、重さは50.5グラム。見た目も意外にスマートで、街中で使用してもさほど違和感はなさそう。

プレオーダー価格は89元(約1370円)。健康のためなら安いととらえる人は少なくないようで、オーダーは1万5000件を超えている。

大気汚染といえば、最近はインドでも深刻化していて、新たな空気清浄機マーケットを開拓する商品となるかもしれない。

Xiaomiクラウドファンディングサイト