ブラジルGPのFIA木曜ドライバー記者会見に、FIAレースディレクター、チャーリー・ホワイティングが出席することが決まった。ゲストドライバーのメンバーにはセバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンが含まれており、ホワイティングは前戦メキシコGPでのふたりのペナルティ問題などについて発言する。
メキシコGP決勝終盤、フェルスタッペン、ベッテル、ダニエル・リカルドが3位を争い、フェルスタッペンはコースオフした後に3位のポジションを維持したことで、ベッテルはリカルドに対する防御に関して、それぞれペナルティを受け、最終的にリカルドが3位を獲得、4位フェルスタッペン、5位ベッテルという順で正式リザルトが確定した。
ベッテルはバトル中にフェルスタッペンやホワイティングに対して暴言を吐いたことでも問題になったが、FIAに謝罪の手紙を送った結果、FIAはこれに関する罰を与えないことを決めた。
ブラジルGPのドライバー記者会見のメンバーとして、ベッテル、フェルスタッペン、さらにリカルドが出席することを発表した際、FIAはホワイティングも同席することを明らかにした。
「FIAレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが木曜ドライバー記者会見の後半に出席する」とFIAの声明には記されている。
「彼は指定されたドライバーたちに同席し、2016年FIA F1メキシコGPについて語る。今回彼は、事実と一致しない質問が議論されることを避けるため、この話題のみに対処することを目的に出席する」
当日はルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグ、フェリペ・マッサも出席する。