ケビン・マグヌッセンがルノーF1のドライバー決定の遅れにしびれを切らし、来年ハースに移籍する可能性が高まってきたと伝えられている。
2017年に向けてルノーはニコ・ヒュルケンベルグと契約、チーム代表フレデリック・バスールは、チームメイトとして現レースドライバーのマグヌッセンとジョリオン・パーマーが候補であると述べていた。
一方でハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、メキシコGP前に、来季に向けてマグヌッセンと交渉していることを認めた。ハースは2017年のドライバーラインアップを発表していないが、ロマン・グロージャンは残留するものと考えられている。
英AUTOSPORTが得た情報によると、マグヌッセンとハースは1年契約に向けて合意に近づいているということだ。
マグヌッセンが加入する場合、エステバン・グティエレスはハースから離脱することになる。グティエレスもルノーの候補のひとりであるとみられている。
しかしルノーはエステバン・オコンの獲得を諦めておらず、ルノーにとって自分が一番の選択肢ではないことにマグヌッセンは不満を感じ、ルノーの決断の遅れもあって、移籍の道を考えたものと推測されている。一方でオコンはフォース・インディアと契約する可能性が高いと考えられており、ルノーのふたりめのドライバーが誰になるのかはまだ不透明な状況だ。