MotoGPクラスに参戦するレプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、ケガが回復しても今シーズン最終戦となるバレンシアGPで復帰できるかどうか「未確定」としている。
MotoGPは10月、レースが3週間連続で続いたが、その一戦目である日本GPで、ペドロサは2回目のフリー走行で転倒し、鎖骨を4カ所と右の腓骨を骨折した。ペドロサはそのままスペインに帰国し、土曜夜に手術を受けている。
ペドロサはバレンシアGPでの復帰を目指しているものの、その時期は未確定としている。「日々良くなってきている」とペドロサは、スポンサーであるレプソルのブログに綴った。
「リハビリも順調に進んでいるし、いま頭にあるのはまたレースをすることだけだ。バレンシアに間に合うように治すことを意識してがんばっている。だけど実際に可能かどうかは、来週になるまではっきりしないんだ」
10月の3連戦のうち、日本GPとマレーシアGPではペドロサの代役として青山博一が起用され、オーストラリアGPには2006年のMotoGPチャンピオン、ニッキー・ヘイデンがチームに復帰した。
ヘイデンは、カタールで行われたSBKスーパーバイク世界選手権の最終戦でのクラッシュによりマレーシアGPには参戦しなかったが、「バレンシアで走ることは可能」だという。