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リバティ・メディアのF1買収、英国独占禁止法違反の調査対象に

2016年11月08日 16:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

F1フラッグを持つグリッドガール
リバティ・メディアによるF1買収について、イギリスの競争・市場庁(CMA)が英国独占禁止法に違反しているかどうか、調査を行う意向を示した。

 9月にリバティ・メディアが主要株主CVCキャピタル・パートナーズなど、売り手のコンソーシアムから株式を購入する形でF1の筆頭株主になることで合意した。

 リバティ・メディアはF1の親会社デルタ・トプコの株式を100パーセント獲得する予定であり、まずは18.7パーセントの取得を完了させた。

 契約発表に際し、リバティ・メディアは、完全取得には「各国の反トラストおよび競争法関係当局による認可および承認」など、一定の条件が必要になると述べていた。
  
 今週月曜、CMAは、この取引がイギリスの独占禁止法に違反しているか否かを考慮しており、関係者に対し11月21日までに情報を提出するよう求めたことを明らかにした。この件についてさらなる行動を起こすかどうかは1月5日に決定するということだ。