横浜ゴムと全日本F3は8日、若手登竜門である全日本F3選手権へのタイヤ供給を3年間継続し、2017年から2019年までADVANブランドのレーシングタイヤを供給すると発表した。
全日本F3では、2011年からそれまでタイヤ供給を行っていたハンコックに代わりヨコハマがタイヤ供給を開始。今回2019年までのタイヤ供給継続が発表されたことにより、ヨコハマは9年連続で全日本F3へのタイヤ供給を行うことになる。
供給されるタイヤは、ヨコハマのオレンジオイル配合技術により優れたグリップ性能を維持しながら環境性能を高めたADVANブランドの『A005』、ウエット用の『A006』となる。タイヤサイズはフロントが200/50VR13、リアが240/45VR13だ。
全日本F3選手権を運営する日本フォーミュラスリー協会では、コントロールタイヤの選定作業を厳正に行い、JAFモータースポーツ部・レース部会の承認を得たうえで、ヨコハマが要求性能を十分に満たしていることが評価され、継続供給を決定したという。
ヨコハマは2016年から全日本スーパーフォーミュラ選手権のタイヤサプライヤーを務めているほか、スーパーFJにもタイヤを供給。国内フォーミュラカーレースを支える存在となっている。