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L'Arc-en-Ciel新曲『バイオハザード:ザ・ファイナル』日本語吹替版主題歌に

2016年11月08日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(上)L'Arc-en-Ciel、(下)『バイオハザード:ザ・ファイナル』

 12月23日に公開される映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の日本語吹替版主題歌をL'Arc-en-Cielが務めることが決定した。


参考:ローラの映像も初公開! M・ジョヴォヴィッチ主演『バイオハザード:ザ・ファイナル』新予告


 『バイオハザード』シリーズ第6弾にして最終作となる本作は、ヒロインのアリスと宿敵アンブレラ社との最後の戦いを描いたアクション映画。「48時間で人類は滅びる」と告げられたアリスが、人類の命運をかけ、アンブレラ社に挑む模様を描き出す。シリーズ全作でアリス役を演じてきたミラ・ジョヴォヴィッチをはじめ、『バイオハザードIV アフターライフ』以来のカムバックとなるクレア役のアリ・ラーター、女戦士コバルト役のローラらが出演する。


 バンド結成25周年を迎えるL'Arc-en-Cielが担当する日本語吹替版主題歌は、新曲「Don't be Afraid」。映画『バイオハザード』シリーズが大好きだというL'Arc-en-Cielが、今年で20周年を迎えるゲーム『バイオハザード』、シリーズ最終作となる映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』に華を添える。


<L'Arc-en-Ciel メンバーコメント>


■hyde(作詞)
今回、映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」とコラボレーションできて、すごく嬉しいです。L'Arc-en-Cielのメンバーもゾンビ大好きですから。「バイオハザード」ですごく象徴的な瞬間というのは、中に絶対アイツらがいるってわかっているのにドアを開けないと進めないという、その展開。その展開と、人生って、どこか通じる部分があると思うんです。「どうしてもこれやらないと前に進まないんだよな…」っていうその気持ちを自分と照らし合わせて。勇気を振り絞って恐怖に打ち勝つっていう部分をイメージして歌詞を書きました。あと、「Don't be Afraid」は発音的に、流暢に言ってみると「ゾンビーアフレイド」に近いなと。「ゾンビ怖い!」みたいな。ちょっとダジャレ入ってます(笑)。僕らのファンも映画を観に行くかもしれないし、そこで初めて聴く人もいるかもしれないですけど、そこで何か、お互いの相乗効果があるといいと思いますね。L'Arc-en-Cielのファンは「バイオハザード」を好きになって、「バイオハザード」のファンはL'Arc-en-Cielを好きになって、ということが少しでも起これば嬉しいです。


■tetsuya(作曲)
映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」とご一緒できてとても嬉しいです。今回の映画はついに最終作ということで、「バイオハザード」の映画の映像のイメージを頭の中に描きつつ、僕なりの解釈で、あんまりザクザクしたギターで激し目のものでいくよりも、クリーンなアルペジオでちょっと悲しい感じのほうがいいかなと思って作りました。悲しみとか、怒りとか、無念な気持ちとか、僕の中でもテーマになりました。生きながらにしてゾンビのような気持ちになる。ゾンビの気持ち、わかるんですよ、僕。ゾンビじゃないですけど(笑)。
L'Arc-en-Cielも結成25年目ではあるんですけど、僕にできることは待ってくれている人に喜んでもらえるような楽曲をつくること。それが僕の使命なので、自分なりに頑張って、すごくいいものができたな、と思っています。久しぶりの新曲ですが、気に入ってもらえると嬉しいです。


(リアルサウンド編集部)